機械

 都心の雪は、都心で融かす〜都心北融雪槽〜

JR札幌駅北口駅前広場で、「融雪槽等表示板」という看板を見かけたことがある人はいませんか。実は、この付近一帯の地下には、雪を融かすことができる融雪槽があります。都心北融雪槽と呼ばれるもので、平成10年2月から使用されています。常時稼動している…

防災の基本は理解と備えから〜札幌市民防災センター〜

地下鉄南郷7丁目駅1番出口のすぐそばに、平成15年3月にオープンした札幌市民防災センターがあります。この施設は、火災・震災に関する展示や模擬体験を通して防火・防災に関する知識と災害時に必要な行動を学ぶことができます。防火・防災に関する知識をさ…

 心臓は電気で動く!?〜札幌駅東改札内のAED〜

札幌駅の人ごみの中で、こんなオレンジ色の看板を見かけたことがありますか? (2006年10月7日撮影) これはAED(エーイーディー:自動体外式除細動器)の場所を知らせる看板です。看板の中央あたりに見えるオレンジ色のかばんの中にAEDが入っています…

 「この道」は、ポプラチェンバロの道 〜北海道大学総合博物館〜

札幌駅北口から10分ほど歩いた北海道大学構内に、北海道大学総合博物館があります。9月初旬、そこに真新しいチェンバロが展示されました。 (左:北大総合博物館2006/9/24撮影 右:展示会場 2006/9/26撮影) この楽器は、イタリア語やドイツ語ではチェン…

 下水道は縁の下の力持ちでゲス 〜札幌市下水道科学館〜

今回は札幌市下水道科学館(以下、下水道科学館)をご紹介します。 下水道科学館は国道231号線沿いの創成川下水処理場の隣にあります。駐車場も設置されていますが、地下鉄麻生駅から徒歩15分程度ですので、散歩がてら見学するのにちょうど良い場所です。 下…

 札幌にも続々登場!LED式信号機 〜豊平区役所前交差点〜

札幌市を巡る環状通と、札幌ドームへ続く羊ヶ丘通とが交差する地点は、片側3車線の大きな交差点となっています。その一角に豊平区役所があります。 区役所前の長い横断歩道に立ち止まり、交差点の信号機を見上げてください。光の粒が集まって赤・黄・青の円…

 観覧車は無限のレールを走る 〜nORBESAの観覧車〜

地下鉄南北線の「すすきの」駅を降り、地上に出て西に向かってロビンソンデパートの前を歩いてゆくと、道路の向こうにこんな風景が見えてきます。 ちょっとびっくりする風景 札幌のビル街の、ど真ん中のてっぺんで観覧車がのんびり回っているのです。 この観…

 謎の空中工場 〜JRタワー〜

冬迫る11月、創成川沿いを走る国道5号線からJRタワーを見あげると、タワーの東側にある立体駐車場の屋上から、なにやら白い蒸気が上がっていました。 札幌の新しいシンボル、JRタワーの横で蒸気を上げ続ける“謎の空中工場”。しかしてその実体は? 今回のサイ…

 映画で科学を考える 〜蠍座〜

札幌駅前に、蠍座(さそりざ)という小さな映画館があります。 蠍座外観 (撮影:2006/1/21) 支配人さんが、自分が観た映画の中で良いと思った作品だけを上映しています。 内装にもこだわりが見え、コーヒーの良い香りが漂うロビーでは テーブルに季節の花…

 山のかたち、船のかたち 〜軍艦岬〜

札幌市中央区と南区の境目、藻岩山が東にむかってつき出ている部分の切り立ったガケを“軍艦岬”とよびます。 西に向かって石山通ごしに見る「軍艦岬」 (撮影:2006/4/22) でもどこが軍艦?と私は最近まで思っていました。 今回はその名前の由来となった、船…

 アメダス 〜札幌管区気象台〜 

地下鉄東西線西18丁目駅から歩いて5分のところに、札幌管区気象台がある。天気予報などに出てくる札幌の気温などは、ここで観測されたものである。 写真 札幌管区気象台(撮影:2006/1/24) 写真 右の塔がレーダー、左の塔は気象台の隣にある札幌開発総合…

 空の開拓者 〜札幌飛行場正門跡〜

札幌飛行場門柱(撮影:2005/12/04) 北24条西8丁目にのこる この門柱は北海道の空の玄関口として活躍した札幌飛行場*1のなごりです。 札幌飛行場とその周辺を舞台に、 飛行機という新しい科学技術がどのように使われ、広がっていったのか見てみましょう。 *…

 誰でもまいてよい滑り止めの砂

札幌の道路沿いにはどこにでも、滑り止めの砂が入っている箱がある。この砂は道路がつるつるに凍結したときにまくもので、誰がまいてもよいことになっている。 道路沿いの砂箱 冬の札幌は氷点下であることが多いが、日光などで道路の温度が上がることがある…